マンション管理Q&A
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Q:消防設備点検の連絡がきました。実施日に仕事などの都合で立会ができない場合    消防点検を断ることはできるのでしょうか。
A:消防用設備等は、いつでも使用できる状態にしておかなければならず、日頃の適切な維持管理が必要です。このためマンションは、消防法で消防用設備等を定期的に点検し、その結果を消防長または消防署長に報告しなければならないと定められており、年2回の消防点検の実施が義務付けられています。
マンションにより異なりますが、住戸内の火災報知器やバルコニーの避難はしごも点検対象となりますので、在宅して点検に協力をするようにしましょう。消防設備の点検を怠ったために不具合が発見できず、火災発生時に設備が使用できなかった場合、被害が拡大する恐れがあります。火災探知や消防活動の妨げとならないように、点検の際は立ち会い、設備の状況を確認しましょう。
Q:居住者より、玄関ドアに防犯のためもう一つ鍵をつけたいと申し出がありまし    た。管理組合としてはどのように対処したらよろしいでしょうか。
A:マンション標準管理規約第7条第2項二において、「玄関扉は、錠及び内部塗装部分を専有部分とする」と定められていますので、玄関扉自体は共用部分となります。共用部分の管理・変更は管理組合の責任と権限で行うべき事項ですから、勝手に扉に穴を開けて新たに鍵を設置することはできません。しかし、住まいの安心安全は近年の社会的な要請であり、防犯性を高めるため二重ロックにしたいという要望には、管理組合としても応えていく必要もあるでしょう。
マンション標準管理規約第22条2項では、管理組合が、計画修繕によりただちに開口部の改良を行うことが困難な場合には、各区分所有者の責任と負担において、防犯、断熱などのための工事を行うことについて細則を定めるものと規定しています。 更に、マンション標準管理規約コメント第22条関係の⑤で、各区分所有者が、定型的に定められた方法、材質、形状等の範囲内であれば、施工の都度総会の決議を求めるまでもなく、各区分所有者の責任と負担において実施することを可能とする趣旨である、と説明しています。
したがって、まず管理組合として玄関扉を二重ロックにする場合のルールを定めることではないでしょうか。玄関扉は、共用部分ですので建物全体のバランス、その後の管理への影響等を考慮しながら、管理組合として細則を定めて、その細則に添った申請であれば許可をするようにするとよいでしょう。

 

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