マンション管理Q&A
トップページ > マンション管理Q&A

マンション管理Q&A

Q:管理組合は権利能力なき社団だということを聞いたことがあります。これはどう
  いう意味でしょうか。  
A:社団とは「一定の目的」のために結集した人の集まりをいいます。社団には、公益法人とか会社のように法律上の権利や義務の当事者となることができるもの(法人格があるもの)と、法律上の権利や義務の当事者となることができないもの(法人格がないもの)があります。

 このような法人格が認められていない社団のうち、法人にも匹敵する実体を備えていると認められる団体については、権利や義務の当事者として扱うことが許されています。法人格を取得していない団体でも、一定の要件に合致すれば、法人と同様に扱うというのが「権利能力なき社団」です。

 それではどのような場合に法人格が認められ、どのような法律上の取り扱いを受けるのでしょうか?最高裁の判例では団体としての組織を備え、多数決の原理が行われ、構成員の変更にもかかわらず団体そのものが存続し、代表の選出・総会の運営・財産の管理その他団体としての主要な点が規約などで確定している場合、「権利能力なき社団」として扱われるとしています。(最判昭和39年10月15日)

 マンション管理組合についても、この要件を満たしていれば、権利能力なき社団として扱われ、法律上、権利義務や共有財産の帰属主体となることができ、訴訟においても、当事者能力が認められます。(民事訴訟法29条)

 

 

 

お問い合わせはこちら

一般社団法人愛媛県マンション管理士会

お問い合わせ

 

過去の記事